Core Music...核心の音楽...No.1~20







No.20 ニューエイジミュージック

伝統音楽が続いたので、この辺でニューエイジミュージックと呼ばれる音楽から。アコースティックギターの名手、Adrian Leggの登場です。オベーションのスーパーアダマスを極限まで弾きこなしてます。メロディもテクニックも重視したバランスのとれた演奏です。バンジョー ペグに変えたギターで、途中でペグを回しながら演奏することもできるすごい人です。







No.19 ブルガリアンヴォイス

ブルガリアン・ヴォイスと呼ばれるプルガリアの伝統合唱音楽もコマーシャルなんかで使われてずいぶん有名になりました。昔、芸能山城組で知った時は驚きま した。特徴は、地声であることと不協和音を大胆にとり入れていることです。地声の唱法は、クラシックのベルカント唱法とは全く対局に位置していて、各人違 う地声がコーラスとなって入り混じった時、奥深い神秘的な響きとなります。さらに不協和音が神秘性を倍増させています。

しかし、最も重要なポイントは全員の圧倒的なリズム感覚です。







No.18 アフリカントラディショナル

西アフリカ、マリ共和国を中心にグリオと呼ばれる世襲制の伝統音楽家がいて非常に高貴な存在でした。その音楽家の数多くの名手の中から代表でAli Farka Toure と Toumani Diabateの演奏を。Toureはギター、 Diabateは伝統楽器のコラを担当しています。繊細で美しい演奏です。
ちなみに、サリフ・ケイタ、ユッスー・ンドゥールは、グリオ出身です。







No.17 ケイジャン

アメリカ、ルイジアナ州に住みついたフランス系カナダ移民の音楽、ケイジャン音楽。ブルースとも違うし、ブルーグラスとも違うし、パリのミュゼットとも違 うけど、どの要素もすこしづつ持っている不思議な音楽です。典型的なケイジャンを、ということで選んだ無名のお姉さんバンドですが、良い演奏してます。基 本的に2拍子でダンスのための音楽です。通常は大会場で全員踊ってます。なぜか聞いてるとリズムに合わせて体が勝手に動いてしまいます。







No.16 アイヌ音楽

日本の音楽も何かっちゅうこんで、アイヌの音楽です。安藤ウメ子さんというアイヌ音楽の巨匠と現代アイヌ音楽で活躍するオキというミュージシャンの共演です。
日本の音楽は、北海道のアイヌ音楽と沖縄音楽と大阪の河内音頭あたりが生命力があって面白いと思います。







No.15 カントリーブルース

ブルースを何かひとつっちゅうこんで、ちょっと変わり種です。白人女性のブルースウーマン、Rory Blockです。カントリーブルースを得意にしている人で、迫力のあるカッコイイ演奏をします。

曲はクラプトンやジェフ・ベック、ツェッペリンらの音楽的 ルーツ、偉大なブルースマン、ロバート・ジョンソンの有名曲、Crossroads Bluesです。







No.14 ソウルミュージック

メイタルズの紹介で名の出たオーティス・レディングの登場です。後にも先にもオーティスを超えるソウルミュージシャンはいません。全身全霊で歌いシャウト し、聴くものを熱狂させます。後世のポピュラーミュージシャンに多大な影響を与え、精神は生き続けています。日本のミュージシャンではRCサクセションの 忌野 清志郎がオーティスの精神を受け継いでいたと思います。
動画でのオーティスも絶好調で一度見たら忘れられません。







No.13 ジャズ

ジャズの中でもひときわ異彩を放つ孤高のピアニスト、セロニアス・モンクの演奏です。

クァルテットでの演奏ですが、モンクの変わった演奏が動画では良く分かります。

不協和音が混じって最初は違和感がありますが、慣れてしまうとモンクの世界に引き込まれて中毒になってしまいます。

サックスは、モンクの専属ミュージシャンの感があるチャーリー・ラウズです。







No.12 アフリカンポップス

アフリカ音楽は、これからいくつも紹介する予定ですが、第1弾として、フランコ率いるTPOKジャズです。アフリカ中央部のザイールのバンドで長く頂点の座に付いていた偉大なバンドです。ジャンルとしては、アフリカン・ポップスの中のリンガラ・ポップと言われています。
はっきり言って、見かけはダサイです(笑)メンバーも怖そうなお兄さんたちがいますが,演奏、ボーカルとも素晴らしいです。メローなメロディのフレーズをギターで執拗に繰り返しジワジワ盛り上げていくスタイルです。
フランコの姿が見えませんが、裏で見守っているかもしれません。







No.11 カリプソ

カリプソという音楽ジャンルの言葉を知っている人は多いと思いますが、本場のカリプソを聞いたことがある人はほとんどいないと思います。カリプソという言 葉の響きが良く覚えやすいので、得をしていますね。60年代人気のあったハリーベラフォンテの歌う童謡風のカリブ音楽を誰かが勘違いしてカリプソと名付け て有名になってしまったという説もありますが、確かにベラフォンテの歌う曲は、正確には出身地のバハマの民謡でカリプソではありません。
この動画は本物のカリプソです。これがカリプソです。特徴は、シンプルな伴奏とヘビのようにクネクネしたメロディと、金太郎飴みたいにどの曲を聴いてもみ んな同じに聞こえることです。しかし、歌詞が世間の話題とか時事を風刺した内容で歌詞が理解できないと、聴いて楽しむにはちょっと辛いかもしれません。
ここで歌っているのは、現代カリプソ界で有名なデビッド・ラダーです。







No.10 シャンソン

シャンソンはあまり好きなジャンルではないんですが、ジャック・ブレルだけは別で大好きです。魂を揺さぶられるような歌唱とでも言うのでしょうか、胸が締め付けられるような気持ちになります。
この動画もブレルの特色が良く出ている素晴らしいものです。
ブレルは絶頂期の頃、突然引退しポリネシアに移住し、悠々自適なのんびりした生活をすることとなります。







No.9 レゲエ

スカが発展してレゲエが誕生する過程の中で、最も重要な役割を果たしたグループがトゥーツ率いるメイタルズ。強烈なパワーを持つヴォーカルのトゥーツは、ジャマイカのオーティス・レディングとも呼ばれています。
この動画は、レゲエが最もれげえらしかった70年代に製作された「ザ・ハーダーゼイカム」という映画の中のものです。曲もメイタルズの代表曲です。途中、やはりレゲエの有名ミュージシャンのジミー・クリフが顔を出しています。曲が尻切れトンボで終わってしまうのが残念です。
トゥーツは、ミュージシャンズミュージシャンと言って、多くの有名ミュージシャンがトゥーツの大ファンです。それほど実力を持ってるということですね。







No.8 スラックキーギター

ハワイ音楽にスラックキーギターというギター音楽があることは、あまり知られていなくて、いつも不思議に思ってます。ゆったりした優しいメロティをアコースティックギターの伴奏で歌うのが一般的です。
スラックキーギターと言えば、ハワイの至宝、ギャビー・パヒヌイが有名ですが、良い動画がなくて今回はギャビーの息子、シリル・パヒヌイに登場してもらいます。ギャビーの名曲、Hi'ilawe を良い雰囲気で歌ってます。
ちなみに、ハワイと言えばビアガーデンでかかっているハワイアンがありますが、あれも確かにハワイ音楽の代表です。
この動画では、ハワイのギタリスト、ピータームーンの息子、ムーンJr.がウクレレで参加しています。







No.7 フォークソング

ちょっとここで、有名どころを...
ボブ・ディラン、ライ・クーダー、ヴァンダイク・パークスという信じられない共演です。ボブ・ディランはあらゆるポピュラーミュージシャンに影響を与えた 偉大なミュージシャンですが、実力では上をいくかもしれないライ・クーダー、ヴァンダイク・パークスがバックを担当してます。曲はウッディ・ガスリーのド レミです。何とも言えない味わいのある演奏です。







No.6 マレーシア歌謡

東南アジアは、音楽の宝庫で流通しない面白い音楽がたくさんあります。その中でも最も知られたマレーシアの歌姫、サローマです。動画は絶頂期の頃のものだと思います。声も若々しく透明感があります。
動画を見て、あれ?と思いますが、この頃インドネシアは日本歌謡の影響を受けていて、ロカビリーっぽい雰囲気で笑えます。
マレーシアはイスラム教が主で、音楽もアラブの影響を受けて、曲調がフワフワしていて実に心地良いです。
このフワフワ感を軽快に自然にリズムに乗せられる歌唱力は驚異的だと思います。







No.5 サンバカンソン

マイーザは、ブラジルのサンバカンソンの歌手です。とてつもない大富豪に嫁いだにもかかわらず、家を飛び出して歌手に...動画は歌手として全盛期だった ころのものですが、ちょっとふくよかになってしまいましたね。しかし若いころの写真を見ると、「魔性の女」と呼ばれていたほど男性にモテた大変な美貌でし た。歌がうまいです。表情も豊かで聴くほうも感情を動かされます。
ちなみにブラジルと言えば、元気なサンバだと思われますが、しっとりした落ち着いたサンバカンソンも主流です。







No.4 ケルティック

ケルト音楽(ケルティックミュージック)は魅力的なミュージシャンが多いので、誰にしようかと悩みましたが、Muireann Nic Amhlaoibhという日本ではほとんどしられていない素晴らしい女性歌手の動画を紹介します。
曲良し、歌良し、伴奏良しですね。伴奏は、DANUという有名なケルティックバンドです。
ちなみにケルト音楽のケルトとは、民族のことで、地名ではありません。ヨーロッパ各地に散らばっているケルト民族の音楽です。







No.3 ブルーグラス

ブルーグラスの中で、一番好きなスタンレーブラザースです。弟がバンジョーで兄貴が右のギターを弾いてます。弟の甲高い声と兄貴の落ち着いた声が混ざった味わいのあるボーカルがたまらないです。
なかなか全盛期の動画が少ないのですが、この動画はピートシーガーのテレビ番組で紹介された貴重なものです。







No.2 サルサ

サルサです。今はもうサルサはすっかり軟弱になってしまって、どれを聞いても面白くないです。
動画は、1970年前半サルサ全盛期の中で、最も熱い演奏をしていたピアニスト、エディ・パルミエリの演奏です。
サルサとは、キューバ音楽のソンを基本にして、ニューヨークで進化した独自のラテン音楽です。







No.1 アラブ歌謡

今、イスラム問題で大騒ぎになっていますが、そのイスラム教圏周辺の音楽を紹介します。アラブ音楽のディーバ、ファイルーズです。動画はかなり若い時のも ので、私の好みだとこの頃が一番好きです。出身はレバノンでキリスト教徒です。アラビア語圏で絶大な人気を持っているカリスマディーバです。アラブ音楽独 特の発声でちょっと癖がありますが、それが良いと感じることができれば、好きになれると思います...とは言っても、このメロディラインは日本人の好みか らするとちょっとキツイかもしれない(笑)
ちなみにアラブ音楽とは、アラビア語を話す圏内の音楽のことで、イスラム教徒とキリスト教徒の両方を含んでいます。