Core Music...核心の音楽...No.21~40







NO.40 カンタフラメンコ

スペイン、アンダルシア地方のフラメンコは一般的に踊りだと思われがちですが、カンタフラメンコというギター伴奏で歌うフラメンコも盛んです。
なるべく典型的なフラメンコの動画を探しました。Chocolateという歌手で素晴らしい歌唱です。ギター伴奏がクレジットがなく分かりませんが、フラメンコの中でもSeguiriyasという最も複雑で威厳のある種類の歌唱です。







NO.39 ウアイノ

ペルーのチャランゴ奏者、Jaime Guardia(ハイメ・グアルディア)の演奏です。ペルー山岳地方の音楽、ウアイノを芸術の域まで到達させた巨匠です。チャランゴという陰影のある音色 の楽器と哀愁的なメロディは何度聞いても飽きません。動画はちょっとイメージ画像的な部分もありますが、本人の姿も見ることができて演奏も素晴らしいで す。







NO.38 ギリシャポップス

ギリシャポップスの女王、Haris Alexiouです。ちょっと画質は良くないですが、「ブズーキ」と呼ばれる、マンドリンに似た楽器が映っているので選びました。曲もギリシャポップスの 特色を良く表わしいると思います。ブズーキの哀愁を帯びた音と深く沈み込むような悲しいメロディが病みつきになります。







NO.37 北インド

イ ンド音楽で良い動画を探していたら、クリアで音の良い動画が見つかりました。奏者は、Debashish Bhattacharyaというインド音楽の巨匠で楽器はインディアンスライドギターを弾いています。たぶんアメリカのスライドギターを改造していると思 いますがインド音楽にピッタリフィットしてしまって、根付いたのだと思います。
Bhattacharyaは北インド音楽に属していると思いますが、とにかく国土は広いし、音楽は奥深いし、しかも情報が乏しいということで、日本で聴けるのはほんのごく一部の音源しかないと思います。
動画の曲では、中盤あたりで速弾きとなり一番の聴きどころとなります。

タブラ・バヤと呼ばれるパーカッションがすごいですね、指で叩いてます。人間技とは思えないです。







NO.36 ハンガリーポップス

ハンガリーの歌姫、マールタ・シェベスチェーンです。ハンガリーの伝統音楽を中心に演奏活動をしている伝統派です。「イングリッシュ・ペイシェント」という映画の挿入歌を歌って少し話題になりましたが、挿入歌は良い曲ですが、本来のマールタ・シェベスチェーンの曲とは別です。ハンガリーの曲はかなり独特の癖のあるメロディを持っていて、とっつきにくいです。マールタの歌声も独特の発声で癖があり、一度聴いたら忘れません。しかも踊りとセットで演奏されることが多いようです。ハンガリーの典型的なメロディを持った曲を選んでみました。







NO.35 カントリーブルース

こ れまで見た音楽動画の中で最も衝撃だった動画がこれです。カントリーブルースマン、ブッカ・ホワイトの絶頂期の動画ですが、よくぞ撮影してくれてました。 鉄製のドブロギターとも呼ばれるリゾネーターギターがいくら頑丈だと言ってもこんなにバンバン叩いて平気かな?と思いますが、完全にパーカッションにして しまってます。

この撮影は当時ブルースファンだった白人が演奏の旅で宿泊しているブルースマンに無理やりたのんで演奏してもらったとのことです。報酬もハンバーガー代程度だったと言います。

しかし、音だけだったらこのダイナミックさは伝わりませんよね。







NO.34 クンビア

ラ テン・アメリカ音楽の中でも最も田舎くさくて野暮ったいと言われているコロンビアのクンビア。しかしその野暮ったさが実に良いんです(笑)典型的なクンビ アの演奏を探していたらAniceto Molinaのバンドの良い演奏が見つかりました。私はこのミュージシャンは知りませんでしたが、クンビアの味が良く出てます。ちょっと長いですがたっぷ りクンビアの野暮ったいリズムを味わえます。
クンビアを有名にしたのは、昔ジャズベーシストのチャールズ・ミンガスが「Cumbia And Jazz Fusion」というアルバムを出したときかもしれません。


No.33 ンビーラ






ンビーラ...mbira、サンザとも呼ばれています。アメリカではカリンバと呼ばれますが、この楽器をアフリカから持ってきて商品化するときに勝手に名づけられたようです。日本では親指ピアノと呼ばれています。
この楽器の一番盛んな国は、ジンバブエですがアフリカの中央部から南全体に広まっています。大きさ、形、演奏方法など様々なバリエーションがありますが、この動画のように、暇な時に小型のンビーラでちょっと演奏するスタイルから始まったようです。
すべてのンビーラに共通する大事な部分が「さわり」と言われるジャラジャラという雑音です。この雑音が音を立体化させて魅力的なものにしています。日本では三味線が「さわり」を大事にしています。
演奏は、一定のフレーズを少しずつ変化させて延々と弾くスタイルです。
動画はたぶん一般人の奏者だと思いますが、ンビーラの特徴を良く出した演奏をしています。







No.32 アルパ

アルパ...特にパラグアイで有名なハープです。ハープというと一般的にクラシックで聴かれるゆったりした優雅なものですが、パラグアイのアルパはリズミックで多彩な音色を出して楽しい気分にさせられます。
なるべく奏法が良く分かって曲も良い動画を選びました。奏者は自分は知りませんでしたが、かなりの腕前です。

曲の作曲者は、パラグアイのアルパ奏者で作曲家の、巨匠フェリックス・ペレス・カルドーソです。







No.31 スティールパン

スティール・ドラムあるいは、スティール・パンと呼ばれる楽器は、トリニダード・トバゴ共和国で発明された「20世紀最後にして最大のア コースティック楽器発明」と言われているようです。それはともかく、とにかく音自体が優しい、のりが良い、楽しいと良いことずくめで得をしている楽器で す。一般的にはあまり知られていないようですが、意外と多くのファンがいます。ただ、楽器の値段が結構高いことと、大きくて重いので、広く普及しないので はないかと思います。この楽器と結びつく音楽文化は無いようで、クラシック、ポップスでもジャンルを問わず演奏されます。動画は無名のプレーヤーですが、 なかなかの腕前で曲もアレンジも良いと思います。







No.30 タンゴ

タンゴのミュージシャンで一番のお気に入りが、オスバルド・プグリエーセです。タンゴの王道を行くこれぞタンゴというスタイルです。残念ながら動画が存在しないようなので、過去プグリエーセ楽団に在籍していたバンドネオン奏者、ANÍBAL TROILOに登場してもらいます。演奏はもちろん素晴らしく、プグリエーセ直系のタンゴの王道という感じです。

タンゴは情熱的で哀愁に満ちていて、胸が締め付けられるような切ない気分になります。







No.29 奄美歌謡

奄美島唄は、沖縄民謡と本土の民謡を足して2で割ったようなちょうど中間の感じです。地理的にも沖縄と鹿児島の真ん中あたりですね。当原 ミツヨさんというベテランに登場してもらいます。奄美とか沖縄は、日常生活の中に音楽が根付いているようで、身近で親近感にあふれています。







No.28 フォルクローレ(アルゼンチン版)

アルゼンチン、フォルクローレの至宝、アタウアルパ・ユパンキ。フォルクローレというジャンルを超えて燦然と輝く巨星のような存在です。数多くの名曲を残しました。大衆性と芸術性という相反する要素を同時に最高レベルで持つことができた数少ない音楽家だと思います。

何とか動画が見つかりました。貴重な動画だと思います。







No.27 ゴスペル

最近、日本人ミュージシャンがゴスペルということで、歌っていて人気があるようですが、聴いてみるとゴスペル風コーラスという感 じで、メロディとリズムが 本来のものとは全く違いました。それはそれで楽しめれば全く問題はありませんが、本来のゴスペルを紹介します。黒人教会で主教がありがたい話をして、それ に対して信者が大声で「そうだ!そうだ!」と答える「コール&レスポンス」から発展した音楽でメロディも愁いを含んだ味わいのある特徴を持ってい ます。
動画は、ゴスペルの名門中の名門、Five Blind Boys of Mississippi です。
ゴスペルにもたくさん種類がありますが、この動画はブレイスソングという種類です。後半からだんだん盛り上がって、リードボーカルが絶叫するパターンが多いです。
ゴスペルは、簡単に言うと「黒人による讃美歌」で歌詞も聖書からの一節をもとにしていることが多いです。







No.26 バロック

バイオリン奏者のカルミニョーラのこの演奏を聴いて驚きました。バロック音楽はもしかしてもっと激しかったんじゃないか?と思わせる演奏 です。奏者全員が リズムに合わせて大きく体を揺らし、チェンバロ奏者は立ってるし、リュート奏者はこれでもかいうほど思いっ切り弾いてるしで、ロックも真っ青の迫力ある演 奏です。







No.25 ショーロ

ブラジルも音楽の宝庫で、聞いても聞いても聞ききれない奥深いバリエーションを持っています。この動画も私の知らないバンドです が、素晴らしい演奏です。 ショーロというジャンルの音楽ですが、かなり高度な技術をもっていないと演奏できません。特にリズムが複雑です。しかし、決して難しくならず楽しい音楽と してサラッと演奏してしまうところがすごいです。
楽器は、左からパンデイロ、ガバキーニョ。バンドリン、ギター二丁です。







No.24 ファド

ポルトガル、ファドの女王、Amália Rodriguesです。ギターラとギターの質素な伴奏で歌うのが一般的です。Amáliaは、濃厚な哀愁のあるファドをドラマティックに歌い上げます。 動画は画質が悪いですが、なるべく若い時のハリのある歌唱を選びました。ほとんどマイナー調の悲しいファドですが、悲しい中にも生命力があると思います。







No.23 ジャンプ

ジャズでもない、ブルースでもない、ロックンロールでもないんだけど、すべての要素をもっている40~50年代アメリカにジャン プというジャンルがあっ て、その代表選手がLouis Jordanです。動画は画質が悪いですが、演奏重視ということで選びました。エンターテイメントと演奏が高いレベルで同居しており、この時代であっても 全く古さを感じないのはなぜ?
Jordanは、ボーカルとサックスで表情がコミカルですが、歌唱力はかなりあり、サックスの腕前もかなりのものです。特にこの曲では、トランペットとの掛け合いが素晴らしいです。







No.22 アフリカンポップス

やはり偉大な歌手である南アフリカ出身のMIRIAM MAKEBAは、アフリカ全土の代表と言えるほど有名になりましたが、美空ひばりとは反対にアフリカという恵まれた音楽環境で活躍しました。元々は、南ア フリカのジャイブというジャンルの歌手でしたが、徐々にそれにとらわれないインターナショナルな歌手となりました。
動画は、世界的に有名となるきっかけとなった大ヒット曲、Pata, Pataです。







No.21 日本伝統歌謡

美空ひばりは、世界に誇る素晴らしい歌手ですが、日本の歌謡界が恵まれた環境ではなかったと、個人的には思ってます。美空ひばり の実力が最も発揮されるの は、端唄・小唄のような繊細な日本の伝統音楽を歌ったときではないかと思いますが、残念ながら日本人はもはや自国の伝統音楽には関心を示しませんでした。
この動画も貴重なもので美空ひばりの実力が発揮されています。
本人ももしかしたら本当はちゃんとした形でもっと歌いたかったかもしれません。
長い歌手生活で多くのアルバムを発表してきましたが、端唄・小唄のアルバムはたった一枚出ただけで、しかも忘れ去られているようです。
しかし、やはり抜群の歌唱力です。

(再生できない場合、指示にしたがって別画面でYOUTUBE再生となります。)